【株初心者注意】イルグルム大暴落から学んだこと

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こんにちは!らくらげです。
今日は過去の失敗として、ロックオン(現イルグルム)の株を購入した末路を説明します。
2017年1月23日に1株2166円で購入し、2019年9月現在は-8万〜-10万となっています。

初めての株投資で、思い切って購入した株があれよあれよと暴落。
今も損が大きくて売ることができずにいます。

購入した経緯

社会人となってしばらく経過し、株を購入したいと考えていた当時(2017年)、せっかくなら安定株より大きく伸びる成長株(グロース株)を探していました。
そこで、新興企業向けの株式市場の東証マザーズでIT企業を検索。

色々な企業のホームページを見ていました。

どこかにいけてそうな企業ないかな〜

そんな中、ロックオン(現イルグルム)を発見!
自分の好きな単語が並び、ビビッときた!とその時には感じました。

イルグルムってどんな企業?

イルグルムのホームページから

イルグルムの事業内容は大きく二つ。
この中で、収入の柱はアドエビスです。イルグルムのサービスの代名詞です。
エビス様のキャラクターが迎えてくれます。なぜエビス様?と思いましたが・・まぁいいでしょう。

・ネット広告の効果を測定するツール AD EBiS(アドエビス)
・ネットショップ構築システム EC-CUBE

AD EBiS(アドエビス)のサービスはこんな感じ。

広告効果測定市場No.1*シェアのマーケティングプラットフォームです。刈り取り型の広告の効果測定はもちろん、潜在層向け施策であるコンテンツマーケティングや動画広告に至るまで、年間360億を超えるユーザー接触ログデータを計測。さらにAIの活用により、膨大なデータから同一ユーザーを高精度に類推し、マーケティングのパフォーマンスを飛躍的に向上させます。

インターネットマーケティングの企業で、AIの活用もしてる!
いけている企業やん!

と思ったのが悪夢の始まりでした。。

イルグルムの魅力

自分がホームページを見る中で次の3つに魅力を感じました。

・ストックビジネスモデルのため、安定した成長が見込める。
・働きがいのある会社連続受賞で、これから人材の活躍も期待できるのでは?
・連続売上高成長している

ストックビジネスモデル

ストックビジネスとは簡単に言うと会員ビジネスのことで、一旦会員になってもらえば安定した収入が見込めます。

働きがいのある会社の連続受賞

イルグルムは働きがいのある会社を連続受賞しています。

Great Place To Work(R) Institute(GPTW)は、毎年世界約50カ国で「働きがい」に関する調査・分析を行い、発表しています。当社は「従業員25~99人の企業の中でのベストカンパニー」として、2018年までに過去7回選出されています。

会社でうまく行っていない自分としては成長する企業として、とても魅力的に感じました。

連続売上高成長している

新興企業で連続成長・・素晴らしいと感じました。。そのときは。。

人材にも力を入れているし、将来も伸びていくいい企業じゃないか。
格付け会社も「買い」の判断をしていたし、早く購入しよう。

イルグルムの公式ホームページは以下に載せておきます。

イルグルムの株を購入した結果

2017年に購入して2年経ちました。
その結果を報告します。売上の推移はValuationMatrixから、株価はGoogleから取得しています。
購入した後、営業利益が2018年にはまさかのマイナスに!
それに伴って、株価が半額程度まで下がってしまいました。。

営業利益低下の原因は2つと説明されています。

・EC-CUBEの売上低下
・事業拡大のための人件費の増加

営業利益マイナスはきつい!
株価も上がるどころかどんどん下がってしまいました。とほほ。

なぜ、高値づかみをしてしまったのか

今回、イルグルムで損をした理由についてまとめておきます。

ITやAIというはやりのワードに飛びついてしまった。
財務諸表の分析ができていなかった。
ちゃんとみていれば、2017年から営業利益が下がっていることに気づいたはず。
会社が売り出している良い情報のみを信頼してしまった。
ストックビジネスや働きがいがある会社とか情報。
格付け会社の情報を見て、信用してしまった。

会社からの情報を鵜呑みにするのではなく、自分なりに企業分析をして、自分なりのストーリーを作らなかったことが今回の失敗の原因でした。

素人が考えなしに手をだして、儲けられるほど甘くはないのね。。

イルグルムの今後

2019年9月期第3四半期決算説明資料が発表されました。
アドエビスの価格改定(値上げ)により、収益が改善し、ようやく黒字になっています。
黒字の発表を受けて、株価も多少戻しました。
今後営業利益がさらに拡大すれば、自分の損も小さくなるかなと思っています。

自分はこれ以上買い増ししたりはしませんが、売りタイミングを見極めるために引き続きウォッチしていきます。

みなさんよかったら参考にしてくださいね!では!

2019年9月期第3四半期決算説明資料から

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