おすすめ書籍紹介!ちきりんさん自分のアタマで考えよう
〜ホリエモン・Daigoさんも少しだけ〜

書籍レビュー
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はじめに

こんにちは!今日が書評のデビューです! 
まずは過去の自分にお勧めしたい内容の本から順にご紹介したいと思います!
書評は著ちきりんさんの「自分の頭で考えよう」です。
おすすめ度:4.5 out of 5 stars

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ちきりんさんはもともとブログで考え方が共感を呼び、有名になった方のようです。
ブログも載せておきますね。

「考え方」といえば、コンサル会社出身の方が主な発信者となり、多くの書籍が発行されているイメージです(マッキンゼーとか、ボストン・コンサルティングとかですね!)。
考えるための便利な枠組みである思考フレームワークの多くはコンサルティング会社で開発されているので、当然なのかもしれません。

自身では公開していませんが、ちきりんさんもコンサルティング会社に勤めていたようです。
この本は小難しい思考法の前のもっと基本的な考え方を示してくれています。
一時期思考法の本は色々と読んでいませんが、考え方の基礎を示してくれている本はこの本以外にみたことがないので、時間を割いて読む価値があると思います。

ここで、少し「自分のアタマで考えよう」の内容をみてみましょう。
特に印象に残って、今でも自分の考え方の基礎になっている内容です。

自分のあたまで考えようのトピック4選

  • 「知っている」と「考える」は全く別モノ
  • 最初に考えるべき「決めるプロセス」
  • 判断基準はシンプルが一番
  • レベルをそろえて考えよう
目次自体は10章ありましたが、改めて見返してみると、今でも意識でてきているのは4章でした(笑)。
ただ、数多く自己啓発本を読む中で、4章も意識できている内容があるのはそれだけ価値がある内容だと思います。 さて、少し内容をみてみましょう。

「知っている」と「考える」は全く別モノ

「知っている(知識)」とは過去だれかが考えたもの。「考える」とは過去の知識を土台にして、未来を思考することです。
自分で考えるためのコツとして出来事を知った時に、いい面と悪い面の両面考えることが挙げられています
最近だと年金問題や国際問題・政治問題など多くの内容がニュースで報道されて、情報として提供されています。
ネットでも多くのニュースを得られるので、私たちは多くのことを「こうであるはずだ」という考え方に凝り固まりがちです。
例えば、たびたび年金問題が取りあえげられて、年金がなくなる!年金の運用益がマイナスだ!という報道がされています
このニュースをみて、「金融庁はだめだ」と考えるだけでなく、年金は実際どのような運用がされているのか?いい面はないのかと考えることが、「年金問題を自分の頭で考える」ということなんですね!
よく仕事でも自分の頭が凝り固まっているな〜ということがあり、意識するようにしています。

※ただし、上記の注意点もあると思っているので、興味のある方はぜひこちらを参考くださいね

最初に考えるべき「決めるプロセス」

これは特に理系企業によくあるのかな〜と勝手に思っています
設計を決める時に必要なデータを会議で決めて、それぞれの次にやること(Action items)が決める
そのデータを次の会議までに集めたら、まだ、よくわからないデータでそれを知るためにはまた必要なデータがでてくる・・・
そして、永遠に残業する泣
よくある話ですが、最初に「どうしたら決断できるのかを超具体に考える(決めるプロセス)」を決めていないことが原因なんだな〜と思います。
学生の時より、社会人になってみんなが陥りがちなのかな〜と思います。
決めるのってとても勇気がいるので、難しいんですけどね!笑

判断基準はシンプルが一番

本では婚活女子の判断基準の例が載っています。
これがとてもわかりやすい!
判断基準が多いと全然決められない。決める軸を2本、3本に絞って決断することが重要になるという内容です。
ただ、人間は強欲なので、何でもかんでも完璧にしたくなるもの。特に自分は失敗回避型の完璧主義という最悪なタイプなので、身につまされますね。。

レベルをそろえて考えよう

これは他の人と議論する時に重要な内容です。
話が噛み合ってない時はレベルがずれてしまっていることがほとんどです。
レベルとは話の枠組み(カテゴリー)のことです。例えば、蟻と動物を比較はできませんよね。蟻は動物の一部で、動物というカテゴリーは大きすぎで蟻とは比べられません。
意味のある議論をする時は話のカテゴリー(レベル感)を合わせて、話のズレをなくすことが必須です。
レベルをそろえるために、系統図などを利用して図示して考えるテクニックが述べられていました。図示しなくても、系統図を頭で考えるだけでもレベルのずれを防ぐことができます。
とても参考になるので、ぜひみてみてくださいね!
レベルをそろえることを逆手に取ったテクニックもあるみたいなので(笑)、興味のある方はこちらを参考くださいね!

終わりに

ちきりんさんの「自分のアタマで考えよう」の書評はどうでしたでしょうか?10章中4章を簡単に紹介しました。他の内容は本を買ってみてみてください!自分も復習します!
自分が読んだのは社会人になってからですが、大学時代に知っていればよかったと思っています!
ぜひ、みなさん参考にしてくださいね!コメントもいただけると大変励みになります!ではでは〜

参考(+α)

「知っている」と「考える」は全く別モノについての注意点とか

言い切った方がいい場面や両方の側面を考えるだけで大丈夫と考えることの危険な側面もあるので、備考で考えてみます。
  • 人を引っ張っていくには言い切った方がいい
  • わかりやすい例はホリエモンさんかなと思っています。
    ホリエモンさんはわりと「こうすべきでしょ!」と言い切る言い方をします。
    では考え方が凝り固まっているのかというとそうではなく、(成功している方限定ですが)自分とは異なる考え方の人を読んで、 対談なども多くしています。
    ホリエモンさんは両面を考える大切さはわかっていて、両面考えた上で、「自分はこう思う。だからこうすべきだ!」と言っているんですね。 言い切った方が、(自分のような)将来に不安をもつ、依存体質な人は安心して付いて行きやすいという側面があります。
    ただし、「ホリエモンがこう言っているからこうなんだ!」とリスナーがいうと考えていないという話になるんですね笑
    優秀なインフルエンサーはホリエモンさん的なやり方が多い気がします。自分も注意しないといけませんね〜
    ホリエモンさんの考え方は参考になる面は多くあるので、ホリエモンチャンネルも載せておきますね!
    堀江貴文
  • あえて両面を伝えて、思考停止に持ち込む
  • これは保険会社によくある心理テクニックです。
    詳しい名前は忘れましたが、ネットで調べると「両面提示」というみたいですが、相手を安心させるためにあえて小さめのデメリットを伝えるとテクニックですね。
    この保険はこういうデメリットがありますが、こうすればデメリットは小さいですよ!みたいなことをよく聞きますね! 自分で両面を調べて考えないといけないですね〜・・・自分もできていないですけどね!

レベルをそろえて考えようを逆手にとった議論を逃げるテクニック

レベルをそろえて考えようでは、話のカテゴリーを揃えることが大事ということが述べられていました。 この応用として議論したくない時はレベルをあえて外してやるというテクニックがあるみたいです。
正論の相手を言い負かせるためには、正論ではなく感情で(笑)、相手をせめればいいということですね!
Daigoさんが紹介していたyoutubeを下にのせたので、興味がある方はみてみてください。自分は肝が小さいので使えないですが・・・
頭に来てもアホとは戦うな!という本がありますが(中身は読んでませんが)、アホはレベルをあえてずらして意味のない議論を続けてくるので、戦わない方がいいのかなと思っています
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